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委託加工での洋梨(ラ・フランス)ジャム仕込みの紹介です。

スタッフの日常

 

ご覧いただきありがとうございます。

営業担当 酒井です。

今回は長野県外の果樹園様より承りました、洋梨ジャムの一次加工をご紹介いたします。

 

受け入れ重量300㎏程度であり、かなり大ぶりの洋梨で、段ボールの蓋をあけるとラ・フランスの芳醇な香りに驚きました。

少し傷が有ったり、変形した果実もありますがジャムにするには十分な素材であります。

地面に落ちたり、ぶつけた形跡が少ないと歩留まり率が高い、綺麗なジャムに仕上がります。

 

電動の皮むき器にて、皮むき、芯を取り除いた後、細かい成形を手作業で行います。洋梨自体がいびつな形のため、機械では完全にに除去できないので、皮や傷を取り除きます。

 

 

成形後、商品になる果実のみを弊社では”ミガキ”と呼び、ミガキに砂糖や添加物などお客様独自の配合をし商品を完成させます。本商品では2㎜のスライス加工を施してジャムにするため、↓この後にスライサーという薄切りにする加工をします。

 

 

 

 

カット、計量後、配合の一部を投入し200㎏釜にて加熱を行います。

この状態で完成ではなく、ミガキの状態から水分を取り出す工程となりますので、なるべく煮込まずに次工程に移ります。

 

 

加熱後の洋梨です↓

短時間で水分だけ抜いた状態です。洋梨の一次加工では、ミガキを作り、この状態にするまでの工程を指しています。一次加工は安定した商品製造の要となりますので、状態の見極めなどの職人仕事が要求されます。

 

完了後、冷蔵保管し本製造に備えます。

お客様のご要望次第で、ピューレ加工やバターを加えた商品など、様々な商品に変化させていきます。

以上、洋梨の一次加工でありました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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